界面活性剤入りの水で10分(汚れのひどいものは20分位)ほど漬け込みを行います。土、ほこり、汗、脂、バクテリア等を表面に浮かせて汚れを落とし易くします。
ブラシ製造会社より、靴洗い用に特注で作らせたブラシ7種類(内3種類はたわし)を使用して、足裏→ミッドソール(靴底の横面)→ボデ ィ→ひも→履き口→中敷きの順番で洗浄。それぞれの部所でブラシを変えて丁寧に洗います。
洗浄後は両足を見比べて、洗い残しがあれば再洗いします。すすぎは基本1回ですが、汚れがひどかったり、綿生地の靴は脱水後、2回すすぎを行います。汚れの少ない靴で1足15分、汚れの多い靴だと20~30分掛けて洗浄します。
シューキーパーを用いて形の復元を行います。特殊な形の靴はシューキーパーを入れた後靴の中に新聞紙や古布を当て込んで元の形を復元させます。
プラズマクラスターを用いたマイナスイオンの扇風機で送風乾燥を行います。尚、プラズマクラスターマイナスイオンは空気中にある浮遊カビ、浮遊ウィルスを抑え、生乾き臭を抑える作用があります(メーカーHPより)。
綿生地を除く全ての靴は洗浄後ワックス掛けを行います。1流メーカーのワックスなので、靴にやさしく尚且つピカピカに仕上がります。
尚、色落ちしている部分、コスレ跡が目立つ箇所があれば、業務用の専門塗料を用いて補色することも出来ます(有料)。場合によってはエアブラシを使って本格塗装も可能です。